わらふく:地域・教育活動家

ほめる技術

 
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当塾(わらふく塾)の中学生の生徒達の定期テスト(3学期校では2学期期末テスト)、今週月曜日から始まり、来週金曜日で終わります。

生徒への対応や声がけでは「ほめること」を心がけていますが、
定期テスト近くになるとさらに「ほめる回数」が多くなります。

ほめるときに心がけていることは以下です。

・結果ではなく行動に対し
・その場で、リアルタイムに、即座に

こう書くと簡単なようですが、実際には意外と難しいのです。
なぜなら

「生徒の行動に継続して注目・認識する必要がある」

からです。

生徒の行動に注目し、良い行動があったら、すかさず褒めるのです。
「良い行動」はその生徒によってレベルがことなるので、
ある生徒の「良い行動」は他の生徒の「普通の行動」のこともあります。

当塾はオンライン塾(インターネット塾)なので、実際に生徒を見続けることはできませんが、生徒の行動を確認する方法として、次のようなものがあります。
関係性(行動確認の度合い)が高い順です。

・スカイプビデオ通話中の生徒画像
・スカイプ通話中の生徒の声
・共有している生徒のパソコン画面
・すららの生徒学習状況画面
・生徒からのスカイプやLINEでの進捗報告メッセージ
・スカイプやLINEでの状況確認に対する生徒からの返答

行動確認の頻度は生徒の状況によって、大きく異なります。
低学力層で学習習慣のない生徒には多く、
自立学習ができている生徒には少なくなります。

また、ほめ方、言葉、表現、をバリエーション多く

「いいね!」「すごいじゃん」「連続正解」「解答時間が短く」
「どうしたの?」「別人みたい」「神がかってる」

LINEやスカイプの様々な、アイコン、絵文字、スタンプ
も使って!!

授業毎の保護者の皆様への報告メールでも
ほめることをお願いしています。

「今日、○○くんは、○○だったので、
 お母さまからも、是非ほめてあげてください」

などと。

保護者や生徒の皆様とはじめてお会いする、「三者面談&体験授業」の
際のお話で、保護者の方が

「うちの子は、全然勉強しないで、”ダメ”で、困ってるんです」

と言われている生徒に対しては特に「ほめる効果」は絶大です。

最後に、あまりに有名すぎる、連合艦隊司令長官を務めた
「山本五十六」の名言(リンクあり)を

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」

あまり知られていないですが、この名言には以下の続きがあります。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

んーーー、深いですねぇ

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